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包茎男性がコンジローマに感染すると治療に時間が掛かる

2019年12月30日
患者と説明している医者

尖圭コンジローマは、感染すると治療が困難になってしまう人もいます。それは包茎の男性であり、仮性ではなく真性であれば、より完治することが難しくなってしまうのです。亀頭が包皮に覆われていると清潔に保つことが難しくなってしまいます。定期的にきちんと洗うことができていなければ、亀頭や包皮の内側が不衛生な状態になってしまい、病原菌が繁殖しやすい環境ができている可能性があります。そのため、包茎と尖圭コンジローマの関係を理解して、感染しないように対策をとることが大切だと言えるでしょう。

包茎の男性は自覚症状がないかもしれませんが、陰部が不衛生な状態になりやすいので、清潔に保つことができるように心がける必要があります。お風呂に入ったときに優しく洗ったり、通気性の良い下着を身につけることで蒸れないようにしたりすることが大切です。もしそれでも陰部にイボができてしまった場合は、早急に治療を進めなければなりません。ただし、包茎男性は尖圭コンジローマ以外にもできやすいイボがあるので、どちらの症状であるか判断してから治療を行う必要があります。

包茎男性に見られることが多いイボにはフォアダイスと呼ばれる無害なものもあり、これは尖圭コンジローマと異なって放置しておいてもまったく問題がないものです。フォアダイスは男性の陰茎部分にできる白いブツブツのことであり、これは皮膚の下に溜まった皮脂が透けて見えているだけなので、セックスなどでパートナーに感染させることもなければ、症状が悪化して他の病気を引き起こすといったこともありません。どうしても気になるという人は別ですが、基本的には治療を受ける必要がないものなので、フォアダイスができたとしてもまったく気にする必要はないのです。

その一方で小さなカリフラワー状のイボやお椀を伏せたような乳頭状のイボが生じている場合は、尖圭コンジローマの可能性が高いので治療を進めましょう。この病気である場合は、パートナーに感染させてしまう可能性もありますし、早く治療を行わなければイボが肥大化したり量が増えたりして治すのがどんどん難しくなっていくのです。包茎男性の場合は包皮の内側に症状があらわれると治療がもっと難しくなりますので、感染しないように努めることが重要だと言えます。

包茎は不衛生な状態になりやすいので、環状切開術による手術をすることも検討したほうが良いです。尖圭コンジローマだけではなく、包茎であることで不便に感じたり、不都合が生じたりすることは少なくないので、もしも手術を検討するのであれば比較的簡単だと言われている環状切開術による手術を受けてみると良いでしょう。そうすることで、陰部を清潔に保つことができるようになるので、これらの性病に感染したり、再発したりするという確率を下げることができるはずです。

男性の性器にはフォアダイスと尖圭コンジローマ、どちらもできる可能性があるものなので、イボができたときにはその形状などから、どちらの症状であるか判断しなければなりません。尖圭コンジローマの場合は特徴的な形のイボができるので、自覚症状を持ちやすいですが、勘違いしてしまわないように、両方の特徴を知ることで正しい判断ができるようにしておきましょう。イボができた場合は外科的手術で取り除いたり、クリームタイプの治療薬を塗布したりすることで再発を抑えつつ治すことができるので、症状があらわれたときには医療機関を受診して治療を始められるようにしてください。

尖圭コンジローマはセックスパートナーにも感染しやすい病気なので、自分が感染しているとわかったときには、事情を説明してパートナーと一緒に検査などを行う必要があります。