• ホーム
  • HIV検査で陰性反応が出ても焦らないで!

HIV検査で陰性反応が出ても焦らないで!

2020年07月17日

HIVに感染している人とコンドームを使用せずにセックスをしてしまった場合など、感染する可能性が高い行為を行ってしまえば、自分も病気になってしまったかもしれないと焦りを覚える人は少なくありません。しかし、HIVウイルスに感染しているかどうかの検査は、体内で抗体がつくられるようにならなければ、確実に感染しているかどうか知ることができないのです。

通常であれば早く検査を行って陰性反応が出たら、性病ではなかったと安心することができますが、HIVの場合は3か月以上経過していない段階で陰性反応が出ても本当に感染していないのだろうかと心配になってしまう人が多いと言えます。ですが、現代では医療技術が進歩しているので、陽性反応が出た場合も陰性反応が出た場合でも焦らないで、適切な治療を進めることができるでしょう。

HIVは放置しておくと免疫細胞の働きが低下して、様々な病気に感染しやすくなってしまい、その結果いくつかの条件や症状を満たすとエイズとして認定されます。エイズまで病気が進行してしまうと免疫細胞の働きの低下が著しく、さらに簡単に重い病気となってしまう確率が高くなるのです。

現在は医学分野の研究が進んでいることによって、これらの病気を発症した人でもすぐに死に至ることはありませんし、適切な治療を受けることで感染していない人と同じくらいまで長生きすることができるようになっています。感染者の寿命は延びてきていますが、これはあくまでも早期発見から正しい治療を行った場合の話ですから、HIVウイルスに感染した恐れがあるのであれば、検査を行って本当に病気であるかどうかをチェックしなければなりません。

HIVは抗体のスクリーニング検査によって、ウイルスに感染しているかどうかを調べますが、これは感染してから少なくとも4週間経過しなければ感染していても陽性反応は出ませんし、確実に陰性であることを確認するためには3か月以上経過してからチェックしなければならないのです。つまり、3か月経っていない段階で陰性反応が出たとしても、本当は感染していて治療が遅れてしまうのではないかと焦ってしまう人が多いと言えます。ですが、3か月後に確認して陽性反応が出てから治療を始めても遅いということはありません。

感染初期の症状は1か月ほど続きますが、その後はしばらく無症候期が続き、これは数年間にわたるものです。これまで、どんなに早くエイズを発症した場合でも1年以上経過してからの発症がほとんどですから、感染の機会から3か月経過して陽性であることがわかっても、適切な治療を行っていくことができると言えます。

HIVウイルスに感染した恐れがある場合は、早期発見からの薬による適切な治療が求められるので、しっかりと検査を行わなければなりません。ただし、3か月以上経過していない場合は陰性反応が出ても感染している場合があるので、もしかしたら感染しているかもしれないと考慮した生活を送ることが大切です。

これまで通りの生活ではなく、パートナーなどに感染させない、自分自身の症状が悪化しないような生活を心がけてください。そして、確実に陽性であるか陰性であるか判断ができる期間になったら、もう一度検査を行ってみましょう。そこで陰性反応が出れば感染していなかったと安心することができますし、もし感染していてもその段階で治療を開始すれば症状を抑制することができます。

HIVは恐ろしい性病のひとつだと言えるので、感染していないかどうかしっかりと判断することが大切です。医療機関や保健所などで検査することができますので、感染の恐れがある場合はしっかりと検査を受けて、もし感染していた場合は治療薬の服用を開始するようにしてください。